株式会社ノードグラフ

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コールドチェーン(低温物流体系)とは?

コールドチェーンとは、低温管理を必要とする製品を出荷から最終消費地まで冷蔵または冷凍状態を維持し、品質を保ったまま流通させる物流方式のことです。 私たちの生活はコールドチェーンによって支えられています。 製薬会社からコンビニベンダー、スーパーマーケットまでコールドチェーンを利用している企業や組織は様々で、対象となる品目は医薬品、化学薬品、血液バッグ、冷凍食品、生鮮食品、水産物、などと数え上げたらキリが無く、数多くの製品がコールドチェーンによって品質を保たれ流通しているのです。

例:医薬品の場合

ワクチンイメージ

例えば医薬品(ワクチン製剤など)の管理温度域は2℃〜8℃です。
まず医薬品メーカーから物流センターへ幹線輸送され、仕分けられます。 仕分けられた医薬品はセンター便によって、各支店に配送され、そこから医療機関、調剤薬局などに配送されます。 また医療機関に配送された後もSPD(院内物流)によって医薬品は常に2℃〜8℃に保たれ続けます。

コールドチェーンが途切れることによる損害

医薬品(ワクチン、血液バッグ)のコールドチェーンが途切れることによる被害は特に深刻です。 無事に集められた血液は血液製剤の原材料になります。血液製剤には「輸血用血液製剤」と「血漿分画製剤」があり、「輸血用血液製剤」は、外科手術等による出血のとき等に使用されます。一方「血漿分画製剤」は、熱傷(やけど)、肝臓病、血友病、腎臓病の患者さん、抗生物質が効かない感染症の患者さん等に使用されています。
コールドチェーンが途切れてしまい、閾値である2℃〜8℃を僅かでも超えてしまうと血液バッグは廃棄処分され、血液製剤不足を招き、治療が滞ってしまいます。

血液製剤が閾値を超えると廃棄処分されてしまう

課題解決のご提案

弊社では課題解決の一助として低コストで導入可能な温度インジケーターとデータロガーをご提案しております。
生産地から最終消費地まで途切れる事なく温度管理を行い、またそれを証明する一連の手続きを簡易かつ低コストで行う事が可能になります。
また国内だけでなく国外における豊富な実績を持つこれらの製品は昨今のサプライチェーンの多様化にも適しており安心して導入運用して頂けます。

コールドチェーンに適した温度インジケーターとデータロガー