美術館や博物館で必要とされる温湿度管理とは

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美術館、博物館に必要な温湿度管理とは

美術品や文化財は非常にデリケートで、保護には適切な温度、湿度管理が欠かせません。

たとえば絵画は、温度と湿度が上昇することによって、カビが発生してしまいます。 カビは繁殖が進むと表面を変色、着色汚染したり、亀裂といった損害を与えてしまいます。 逆に湿度が低すぎれば、乾燥収縮によって剥離を生じさせ、修復不可能なダメージを与えてしまいます。 温湿度のバランスは常に過不足なく適切である必要があり、その値も展示物の材質によって様々なのです。

材質によって変わる適切な温湿度

近年では、気候変動や大気汚染によって、従来の基準による温湿度管理が困難になりつつあり、美術品や文化財への影響が懸念されています。 ICCROM(文化財保存修復研究国際センター)は文化財の保護向上を目指し、新しい温湿度基準を発表しました。 新管理基準では、顔料や染料、紙、金属など素材別に温湿度による影響を検証し、最適な基準値を指定しています。

温度 約20℃(人間にとって快適な温度)
相対湿度 高湿度 100% 出土遺物(保存処理前のもの)防黴処理が必要
中湿度 55-65%
50-65%
50-55%
45-55%
紙・木・染織品・漆
象牙・皮・羊皮紙・自然史関係の資料
油絵
化石
低湿度 45%以下
30%以下
金属・石・陶磁器塩分を含んだ物は先に脱塩処理が必要
写真フィルム

美術館、博物館に最適化された温湿度データロガー

美術館・博物館の温度、湿度管理に必要とされるデータロガーは他の機材などに相互干渉しない安定した正確さと、館内のレイアウト変更に対応できる設置の容易さが必要条件です。

無線データロガーは配線が不要なので設置工事を容易にしますが、無線の電波伝播は館内のレイアウトやその他の機材、人の流れなどの影響を受けてしまいます。

ハンウェルは独自開発したトランスミッションコードによって、特定省電力でありながら直線距離(障害物の無い)で1.8km、屋内(障害物あり)環境でも150mと圧倒的な無線通信距離を誇る無線データロガーの開発に成功しました。 さらにハンウェルは長年培った経験により、美術館、博物館に特化した様々なアイディアを持ち、欧州の美術館、博物館を中心に高く評価されています。

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