温度インジケーター Timestrip PLUS タイムストリップPLUS
タイムストリップPLUS(Timestrip PLUS)はコールドチェーンなどの定温管理を目的に設計された温度上昇検知インジケーターです。 クラス最高レベルの温度精度と時間精度を備えており、規定値を超えて温度が上昇した際にウィンドウが青く染色し、規定値を超えた経過時間も知る事ができます。
タイムストリップ社(Timestrip社)は、温度インジケーターを様々な分野で長年に渡り販売してきた、世界的なリーディングカンパニーです。
スイッチ式だから保管の手間が不要
従来品では使用前に定温保管する必要がありました。 タイムストリップPLUSはスイッチを押すことにより作動するので、常温保存で使用可能です。
貼るだけで簡単に搭載
裏側のライナーを剥がし、ボタンが上になるように対象物に貼付けるだけで、セット完了です。
不可逆性だから確実に保存
規定温度値を上回るとインジケーターが青く変色します。
一度変色すると元の白色に戻る事がないので、確実に温度変化を把握できます。
規定値を超えた経過時間がわかる
インジケーターの染色の範囲によって、規定値を超えた経過時間が一目でわかります。
-20℃ / -4°F
8時間対応ウィンドウ
0℃ / 32°F
12時間対応ウィンドウ
8℃ / 46°F
8時間対応ウィンドウ
10℃ / 50°F
8時間対応ウィンドウ
25℃ / 77°F
12時間対応ウィンドウ
30℃ / 86°F
12時間対応ウィンドウ
製品名 | Timestrip PLUS タイムストリップPLUS 温度インジケーター |
推奨使用環境 | 医薬品、血液、ワクチン、生体試料、冷凍食品、生鮮食品など |
本体詳細 | 19mm x 40mm 耐水性 |
反応温度ラインナップ | 凍結:-20℃、0℃ コールドチェーン:8℃、10℃ 環境温度(高):25℃、30℃ MOQ製品:-14℃、3℃、5℃、12℃、18℃、20℃、30℃、34℃、38℃ |
温度精度 | ±1℃ |
アクティベート方法 | 手動 (ボタン押し込み方式) |
使用期限 | 製造日より2年(適切な環境下での保管を想定) |
時間精度 | ±15% |
製品寿命 | 2年半 |
アクティブ化前の保存 | 22℃程度の場所で保存 |
輸送温度 | 常温にて輸送可能 |
表示方法 | 不可逆性、設定温度を超えるとウィンドウが白から青に染色 |
タイムストリップPLUS ラインナップ
製品名 | Timestrip PLUS 170 |
設定閾値 | -20℃ / -4°F |
最長累積記録時間 | 8時間 |
閾値超ウィンドウ表示時間 | 30分、1、2、4、8時間 |
製品名 | Timestrip PLUS 077 |
設定閾値 | 0℃ / 32°F |
最長累積記録時間 | 12時間 |
閾値超ウィンドウ表示時間 | 30分、1、2、4、8、12時間 |
製品名 | Timestrip PLUS 065 | ||
設定閾値 | 8℃ / 46°F | ||
最長累積記録時間 | 8時間 | ||
閾値超ウィンドウ表示時間 | 30分、1、2、4、8時間 |
製品名 | Timestrip PLUS 153 |
設定閾値 | 10℃ / 50°F |
最長累積記録時間 | 8時間 |
閾値超ウィンドウ表示時間 | 30分、2、4、8時間 |
製品名 | Timestrip PLUS 217 |
設定閾値 | 25℃ / 77°F |
最長累積記録時間 | 12時間 |
閾値超ウィンドウ表示時間 | 30分、1、2、4、8、12時間 |
製品名 | Timestrip PLUS 136 |
設定閾値 | 30℃ / 86°F |
最長累積記録時間 | 12時間 |
閾値超ウィンドウ表示時間 | 1、2、4、8、12時間 |
製品名 | 設定閾値 | 最長累積記録時間 | 閾値超ウィンドウ表示時間 |
---|---|---|---|
Timestrip PLUS 170 | -20℃ / -4°F | 8時間 | 30分、1、2、4、8時間 |
Timestrip PLUS 077 | 0℃ / 32°F | 12時間 | 30分、1、2、4、8、12時間 |
Timestrip PLUS 065 | 8℃ / 46°F | 8時間 | 30分、1、2、4、8時間 |
Timestrip PLUS 153 | 10℃ / 50°F | 8時間 | 30分、2、4、8時間 |
Timestrip PLUS 217 | 25℃ / 77°F | 12時間 | 30分、1、2、4、8、12時間 |
Timestrip PLUS 136 | 30℃ / 86°F | 12時間 | 1、2、4、8、12時間 |
※ご覧いただけるカタログは、PDF形式となります。
1.アクティベート(起動)させる
タイムストリップPLUSは定温輸送を念頭に設計されております。コンパクトな設計は対象物への直接搭載を可能にし、精確な閾値温度管理を可能にします。
最初にアクティベートボタンを押し、起動させます。正常に起動するとアクティベート確認ウィンドウにONと表示されます。
2.梱包時に製品と同梱し発送
製品の梱包時にアクティベートしたタイムストリップPLUSを同梱します。そのまま製品と同梱しても構わないのですが、タイムストリップPLUSの背面はシールになっており、ライナーを剥がして対象の製品や、梱包の内側に直接貼付けて使用することも可能です。
3.到着後にウィンドウをチェック
到着した製品の梱包を解き、タイムストリップPLUSをチェックします。設定された閾値(しきいち、いきち)を上回る温度に晒されると、中央のウィンドウが青く染色されだします。 閾値以上の温度に晒された時間が一目で分かるように、ウィンドウのサイドに経過時間を示す数値が表示されています。 (2℃以上の閾値超えとなった場合、急速に青く染色されます。)
4.使用後には廃棄
タイムストリップPLUSは完全使い切りなので、使用後は廃棄します。