使い切りデータロガー TrekViewトレックビュー
TrekView(トレックビュー)は定温輸送やコールドチェーンに特化した温度データロガーです。定温輸送におけるデータロガーの普及率を向上すべく、低普及率の主因となっていたコストの大幅削減を実現しました。
トレックビューの製造元であるショックウォッチ社は1976年に米国で設立されました。以来ロジスティックやコールドチェーン分野でのリスクマネージメントのパイオニアとして、研究開発に携わり、製品保護の世界的な リーディングカンパニーとして知られています。
現在、ショックウォッチ社の製品は62カ国、3,000以上の企業で導入され、エネルギー・輸送・ 航空宇宙・食品・製薬・医療機器製造業など幅広い分野・業界で、製品の輸送中や保管時に生じる温度ダメージの検知に貢献しています。
優れたコストパフォーマンス
トレックビューは使い切りタイプのデータロガーで、校正費用を一切必要としません。
また連続26回の使用に耐え、類を見ないコストパフォーマンスを誇ります。
梱包を解かずにデータを収集
近距離無線通信によって梱包の上から専用リーダーを近づけるだけで、温度データを収集が可能です。
非破壊でデータ収集することにより、温度変化による製品へのダメージを未然に防ぎます。
自在に設定可能な閾値(しきいち、いきち)
閾値(しきいち、いきち)の設定が複数可能です。 複数の閾値(しきいち、いきち)を設定することによって、精度誤差分を考慮した、より精密な温度管理が可能です。 それにより使用環境を選ばない高い汎用性を誇ります。
測定範囲:-30℃〜75℃
精度:±0.5℃
閾値設定:8ポイント
測定範囲:-30℃〜75℃
精度:±0.5℃
閾値設定:8ポイント
測定範囲:-30℃〜75℃
精度:±0.5℃
閾値設定:8ポイント
測定範囲:-30℃〜75℃
精度:±0.5℃
閾値設定:8ポイント
製品名 | TrekViewトレックビュー コールドチェーン温度ロガー |
推奨使用環境 | 定温輸送、コールドチェーン、医薬品の輸送など |
測定範囲 | -30℃~75℃ |
精度 | ±0.5℃ |
閾値設定 | 任意で8ポイント設定可能 |
メモリ容量 | 4,000データ / 160,000ヒストグラム |
パッケージ |
食品グレード・NEMA6 / NEMA4 |
バッテリー寿命 | 約3年 |
校正 | 出荷前NIST準拠温度3ポイント校正 |
型番 | TV43800 INT USB USBケーブル一体型 |
型番 | TV43900 EXT USB USBケーブル着脱型 |
型番 |
ステンレスプローブ型 |
型番 |
リボンプローブ型 |
データ収集方法 |
USB接続およびワイヤレス (セミパッシブRFID) |
その他 |
FDA 21 CFR Part11に準拠 |
トレックビュー ラインナップ
製品名 | TV43800 INT USB |
型番 | USBケーブル一体型 |
測定範囲 | -30℃〜75℃ |
精度 | ±0.5℃ |
閾値設定 | 8ポイント |
製品名 | TV43900 INT USB |
型番 | USBケーブル着脱型 |
測定範囲 | -30℃〜75℃ |
精度 | ±0.5℃ |
閾値設定 | 8ポイント |
製品名 | TV43800 RP INT USB |
型番 | リボンプローブタイプ |
測定範囲 | -30℃〜75℃ |
精度 | ±0.5℃ |
閾値設定 | 8ポイント |
製品名 | TV43800 SP INT USB |
型番 | ステンレスプローブタイプ |
測定範囲 | -30℃〜75℃ |
精度 | ±0.5℃ |
閾値設定 | 8ポイント |
製品名 | 型番 | 測定範囲 | 精度 | 閾値設定 |
---|---|---|---|---|
TV43800 INT USB | USBケーブル一体型 | -30℃〜75℃ | ±0.5℃ | 8ポイント |
TV43900 INT USB | USBケーブル着脱型 | -30℃〜75℃ | ±0.5℃ | 8ポイント |
TV43800 RP INT USB | リボンプローブタイプ | -30℃〜75℃ | ±0.5℃ | 8ポイント |
TV43800 SP INT USB | ステンレスプローブタイプ | -30℃〜75℃ | ±0.5℃ | 8ポイント |
※ご覧いただけるカタログは、PDF形式となります。
1.製品への取り付け
トレックビューは輸送時に搭載することで温度履歴を記録し、閾値(いきち、しきいち)の管理を可能にします。 コンパクトかつ丈夫な設計なので、搭載作業は極めて容易で作業工数が掛かりません。さらに輸送時に生じるあらゆる衝撃に耐え、精確な温度管理を保証します。
搭載時に電源ボタンを押し、トレックビューを起動させます。
トレックビューの取り付けには梱包ケースの中に直接本体を搭載する方法と、プローブのみをケース内に入れ、本体を梱包の外側に搭載する方法の2通りあり、様々な梱包物や輸送環境への対応が可能です。
2.荷積みし出荷
トレックビューを搭載した製品を荷積みし出荷します。
各区間での温度域を随時保存し続けると同時に、閾値(しきいち、いきち)を超えると本体のLEDが点滅することで異常を報せます。
3.到着後にトレックビューのデータを抽出
到着したトレックビューから温度履歴データを抽出します。
データの抽出方法は下記の3通りで、様々な状況に適した方法を選択できます。
<ハンドヘルドリーダーを用いたデータ抽出>
トレックビューを搭載した製品を荷積みし出荷します。各区間での温度域を随時保存し続けると同時に、閾値(しきいち、いきち)を超えると本体のLEDが点滅することで異常を報せます。
ハンドヘルドリーダーを使用する場合、梱包の外側からでもトレックビュー本体の位置がすぐ確認できるよう、予め外側に目印を付けておくことをおすすめします。
<デスクトップリーダーを用いたデータ抽出>
複数のトレックビューを扱う場合は、近距離無線でデータを抽出できるデスクトップリーダーの使用をおすすめします。
<USB接続を用いたデータ抽出>
リーダーなどを使用せずにトレックビューを直接PCのUSBポートに接続してデータを抽出します。
4.温度履歴データの解析
トレックビューからデータを抽出すると、温度履歴や閾値に関するレポートがPDFファイルに自動作成され、輸送中の温度履歴を確認することができます。
専用アプリケーションソフトウェア ( 無償 )を利用すれば、タグの設定やデータの詳細な分析を行うことができます。
5.トレックビューを再利用または廃棄
トレックビューは26回使用可能な半使い切りタイプの温度データロガーです。 そのため限度回数に達していない場合は回収し、再利用します。